【インド】入社した夏にインドでOJTに行かせてもらったということ
◆気づき
先日、大手の某インド系IT企業では新人にインド研修に行かせている、と知り、「いいな~~」と思っていました。
あんまりそう思う人いないですかね(笑)
インドに長年住んだ僕にとって、インドに行けるというだけでいいなーと思ってしまうのですが、それと同時にやっぱ大手は違うなぁという羨ましさもありました。
学生を卒業して、まだ何も出来ないような新人が、研修という名目で海外に行けるわけですから、海外に行きたい人間からしたら最高な制度です。そこらへんの日本企業だったら、なかなかこうはいかないよな~なんて考えていました。
が、よく考えてみたら、僕もOJTという名目でインドに行かせてもらっていました。
僕が入社したIT企業は、社員が100人もいない中小企業です。
SESと社内受託をちょろっとやっているSIerというかソフトハウスです。
しかも、以前からグローバルなビジネスをやっているわけでもなく、英語が出来る人材も全く在籍していませんでした。
そんな中小企業でしたが、入社後、ビジネス研修、IT&Java研修を経て、インド研修でインドに行かせてもらえました。今考えると、めちゃくちゃありがたい、恵まれていた、いやラッキーだったなぁと思います。改めて(笑)
当時は、IT研修の質があーだこーだ、インド研修についてはあーだこーだと愚痴のようなことばかり口にしていたような気がします。
まあでも、新人とはそういうものなのかもしれません。後になって、そのとき置かれていた環境のありがたさなどが分かることってあると思います。
そのときの環境を活かせるかどうかは、経験ではなく、意識の持ち方やなあとつくづく思います。
最近、ふとそう感じることが出来ました。
しかし、インド研修の話に戻りますが、問題はその時の経験が今活かせているか、今後に活かせるのか、に尽きます。
それが出来ないのであれば、結局のところ、ありがたくもなんともないわけですよ(笑)
ただただいい思い出だったわねで終わっちゃいます。
◆インド研修
ちなみにGoogleで「インド研修」を検索すると、他にもインド研修を実施している会社が結構出てきますね。
なぜ、インド研修をするかですが、以下のような理由が思いつきます。
・コミュニケーション力の向上
・英語力の向上
・異文化に慣れる
・国際感覚を身につける
・海外のエンジニアの考え方を知る
・プログラム言語を学ぶ
ちなみに僕の会社が自分にフワフワっと託していたことは以下のようなことだったと記憶しています。
・今後、ビジネスチャンスになりそうなことを見つける
・今後のために、コネクションを作っておく
・研修先の会社の強みであるソフトについて学んでくる
これ、完全に新人に求めることやないでしょ(笑)
そのせいもあるのかもしれません。僕が当時インドに行かせてもらって、あまり何かを身につけた感がなかったのは。
要するに、OJTという名目だったのですが、何か決められたコースやプログラムのようなものが用意されているわけではなかったのです。
こういうものが用意されているから、こういうことを身につけてきてねではなかったわけです。それって、そこから何かを得てくるのって簡単ではないわけです。
具体的には、その時に走り始めるプロジェクトにアサインされて、右も左も分からず出来ることをお手伝いするという感じで過ごしました。
じゃあ、実際何をやっていたのか、今後どのようにそのときの経験が活きてくるのか、そのようなことを今後考えていきたいと思います。