【フリーランス】ポテパンキャンプの話を聞いてきました
先日、ポテパンキャンプのお話を渋谷に聞きにいってきましたので、聞いた内容を共有させていただければと思います!
ぽてパンキャンプの公式サイトです↓
聞かなくても調べて分かる内容は、公式サイトや他の方のブログを見ていただいた方が早いかと思います。
ということで、私は渋谷のオフィスでお伺いした生の声だけを書かせていただきたいと思います。覚えている限り(笑)
■ポテパンキャンプの話を聞きにいった目的
目的は主に以下の3点です。
・フリーランスになることが現実的なのかの相談
・現実的じゃないとしたら、何が不足しているか
・不足している点を、このキャンプで補えるのか
まず、1点目のフリーランスになることが現実的かという相談をしました。
結論から言うと、私の場合は、フリーランスになることが無理ではないが、簡単ではないということと、転職をお薦めするということを言われました。
簡単な自己紹介
ここで少し私の自己紹介をしておかないと、これを読まれている方の参考になりづらいと思いますので、少しだけ書いておきます。
私はもともと、英語出来るならブリッジSEにならないかという内容で、あるSESの会社に転職サイト経由でスカウトメールをもらいSEになりました。
それまではIT業界とは縁のない仕事をずっとしていました。
その会社に入社後はコンピュータ概論やJava研修を受講させてもらい、Java系の実装プロジェクトにも参画しました。といっても、コーディング実務は半年強くらいです。それ以降は、設計やらブリッジSE、パッケージ導入プロジェクトなどをやっていたので、結局コーディング経験は積めずでした。
SESを5年やって、今はどちらかというと新規事業の企画や、営業、要件定義、基本設計あたりまでをやっています。なので、やはり実装フェーズで手を動かすということはやっていません。
最近、ちょいちょいフリーランスの人と仕事をやる機会も増え、フリーランスという働き方に興味を持ち始めました。また、このまま実装経験を積まずに突き進んでいいのかという葛藤が強くなってきました。
そのような背景のなか、フリーランスのエージェントを色々調べているところで、ポテパンさんのサービスをネットで知ったという流れになります。
※最近、Facebookの広告でもフリーランスエンジニアに関係する広告をよく目にするようになりましたね。
ちなみにポテパンさんは、サービスとして提供されているのは1.キャンプ、2.転職支援、3.フリーランス案件紹介ということです。(公式サイトによると。)
①フリーランスになることは現実的か
さて、前述した3つの目的のうちの最初の点、フリーランスになることが現実的かという点ですが、やはりコーディング経験が浅いので、「今現職でやっている経験を活かして上流工程の仕事を獲得することが現実的だ」というようなフィードバックをいただきました。
そこで、「このまま実装経験を積まずに突き進むことが自分の中で迷っている感じです」ということを伝え、Rubyという言語の将来性やキャンプに関する質問もしました。
②フリーランスになることが現実的でないとしたら、何が不足しているか
上記のとおり、上流作業案件を探せばフリーランスで案件を探すことは可能ということでしたので、実装フェーズで活躍したいならば②の回答としては実装スキルが不足してるという回答になりそうです。
フリーになるにはやはり実装スキル+その証明としての実務経験が必要になります。
ポテパンキャンプで学ぶと、「実務1年分と同程度のスキル」が証明できるという回答をいただきました。おそらく言い換えると、キャンプが終わって企業に紹介していただくときに、そのような感じで紹介していただけるということかと理解しました。
③不足している点を、このキャンプで補えるのか
おそらくここが一番気になるところですよね。
私はそうでした。
結論としては、Yesです。ただし人によってはNoと表現するかもしれません。
どういうことかというと、このキャンプを終えると、一定のレベルに達していることは間違いないですが、このキャンプを開始するためのレベルがすでに高いと感じたからです。
具体的には、学習開始に必要なスキルと実際どのように学習するキャンプなのかを聞いてきました。
前者のキャンプを開始するための前提条件(必要なスキル)については、「Railsのチュートリアルをひととおりやっていること」という回答をいただきました。
なるほど。そうですか。と聞いていましたが、一体なんなんだそれは、帰ってから調べようという状態でした。
Ruby on Rails チュートリアル:実例を使って Rails を学ぼう
これも調べたらブログでなんぼでも説明してくれている方がいますので(笑)
まあ、一言で言うと、Railsチュートリアルをひととおりやるには、結構時間がかかり、それはつまりある一定のレベルに達しているということになります。
というのも、このチュートリアルを読んで理解できるということ、また手を動かせるということは、Rubyの基礎知識・文法を理解しており、GitやUnixコマンドも基本が出来ているということを意味するからです。
このチュートリアルをやると、TwitterのようなWebサービスアプリを作れるようになるのです。
そして、二つ目の確認点、実際どのように学習するキャンプなのかを聞いたところ、基本的にはリモートで作業を進める形式で、週に1回渋谷のオフィスでオフラインでのコードレビューがあるとのことでした。大体15名くらいの参加者に対して数名の講師の方が参加すると言われていたかと思います。進め方としては、学習者がそれぞれの進捗や課題を講師の方に共有し、フィードバックやアドバイスをもらう流れのようです。
ちなみにリモート作業というのは、BitBucketに20の課題を掲載しており、それをこなしていく形式とのことです。HTML、CSS、JavaScriptで出来たECサイトのテンプレにRailsを使って機能追加をしていくような課題とのことです。
公式サイトにもあるとおり、キャンプの期間は3カ月です。3カ月で最低でも課題5つは進めていただければ、転職支援(企業紹介)可能とのことでした。
課題を20個全部やりきる人はほぼいないとのことでした。
3カ月を超えて学習を継続したい場合は、確か追加料金がかかるということだったと思います。講師の方の人件費とかですかね。
他に聞いたこと
他に聞いた質問は、Rubyがフリーランスに向いている言語なのかということです。
回答としてはYesで、やはりスタートアップとかベンチャーでポピュラーな言語だということです。「外資ではどうですか?」という質問に対しては、分からないという回答でしたので、外資への紹介は現状やられていないようです。
ただその後も、ネットで色々なページを見ている限り、スタートアップ企業に強そうだということが伺えます。
また、Railsはシリコンバレーでも人気らしく、アメリカとかでもRailsエンジニアのニーズは高いというような記事を目にします。
※ただし、今のとこ日本語の記事しか検索してません。
まだ、アメリカの求人サイトとかを調べたわけではないので、どこまで本当なのかは分かりませんが、アメリカで働きたい人には価値の高い技術と言えるっぽいです。
自分もアメリカで働くこともちょっと想像したりしています。が、シリコンバレーは家賃がとんでもないことになっていると友人づたいに聞くので、ちょっと考えてしまいますね。
すいません、脱線しました(笑)
あとは、何聞いたっけ。。
あ、キャッシュバックの件ですが、3カ月のキャンプが終わってから半年以内に転職すれば、キャッシュバックされるそうです。
また、キャンプ終了後の就職先企業紹介については、「Railsエンジニアを募集している20社ほどをまずは受けてもらう」ということをおっしゃっていました。ポテパンさんからの紹介実績がある20社ということのようです。
まとめと感想
ということで、とりあえずまとめと感想を以下に書きます。
・現状でもフリーランスにはなれそうだが、上流工程作業をやることになったり、客先常駐になるのなら、あまりフリーになる意味が今の自分には見いだせない
・ポテパンキャンプに参加するとしても、とりあえずRubyの基礎知識を学習してRailsチュートリアルをひととおり流せるレベルに持っていかないといけないということが分かった
・今回の無料カウンセリングでは、フリーランスになるということ、なるためにはという観点でのアドバイスはあまりなかった
おそらくメリットがある対象者を考えると、すでにRubyを独学で学ばれていて、Railsもある程度実装出来るレベルにあり、実務経験はないが、すぐに就職または転職したいという人になるかと思います。キャンプでの学習終了後、企業を紹介してもらえるので、スキルアップ&確実な就職が10万円で手に入るということになります。
キャンプで学ぶのではなく、(Rubyでもそれ以外でも)スキルがあるのですぐにフリーランス案件を探しはじめたいという人には、ポテパンさんのフリーランス案件紹介サービスのお話を聞きに行った方が早いのかもしれません。
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今日は、この辺で失礼させていただきます。
今後、フリーランスという生き方についても探っていければと思っています。